menu終了後のデリバリーアプリはどれ?乗り換え先3社を料金・メニューで比較【2026年10月版】


「あれ、menuのアプリが開けない……」

2026年9月30日、フードデリバリーアプリ「menu」がサービスを終了しました。Pontaパスの配達料無料やクーポンを活用していた方ほど、「次はどこで頼めばいいの?」と戸惑っているのではないでしょうか。

この記事では、「menu」と検索したあなたが知りたいであろうポイントを、結論から順にお伝えします。

この記事の結論(30秒でわかる要点)

  • menuは2026年9月30日で終了済みです。 運営会社のmenu株式会社も、サービス終了後に解散・清算の手続きへ進む方針が発表されています。
  • 乗り換え先の本命は「Uber Eats」「出前館」「Rocket Now」の3つです。 現在の国内市場は、この3サービスを軸に動いていると見られています。
  • 選び方の軸は「選択肢の多さ」か「総額の安さ」か。 迷う方は、メインを1つ決めて、サブにもう1つ入れておく使い方が安心です。

1. 「menu」に何が起きたのか?経緯を整理

まず、menuがどんなサービスだったのか、なぜ終了したのかを振り返ります。

menuとは

menuは、フードデリバリーとテイクアウトをひとつのアプリで利用できるサービスでした。報道によると、テイクアウトは2019年4月、デリバリーは2020年4月に開始しています。2023年4月にはKDDIとレアゾン・ホールディングス、menuの3社が提携を強化し、KDDIが50.6%、レアゾンが49.4%を持つ共同運営体制となりました。

Pontaパス会員の配達料無料や、商品ごとの口コミ機能が特徴で、2026年3月にはローソンアプリから注文できる「ローソンデリバリー powered by menu」も始まっていました。

終了までのスケジュール

時期出来事
2026年2月「ローソンデリバリー powered by menu」を発表(3月5日開始)
2026年3月競合のWoltが日本事業を終了
2026年8月19日KDDIがmenuのサービス終了と、menu株式会社の解散・清算を発表
2026年8月31日KDDIがレアゾン保有株を取得し、完全子会社化する予定
2026年9月23日予約注文の受付が終了(20時受付分まで)
2026年9月30日通常注文の受付が終了(20時受付分まで)、サービス終了。Pontaパスの配達料無料・クーポン特典も同日で終了

終了の理由についてKDDIは、市場の競争環境の変化や今後の事業見通しを総合的に検討し、経営資源の最適配分の観点から判断したと説明しています。共同通信は、競合他社とのシェア争いが激しく、採算改善が見込めないと判断したと伝えています。

2. 今の国内フードデリバリー市場はどうなっている?

「menuがなくなったら、選択肢は少ないのでは?」と不安に思うかもしれません。実際には、市場そのものは大きく成長しています。文藝春秋PLUSの報道では、市場規模は約8,000億円に達し、2019年の2,000億円台から約4倍に拡大したとされています。

ただし、事業者の入れ替わりは激しい状況です。

サービス状況
Uber Eats日本でサービス継続
出前館日本でサービス継続
Rocket Now日本でサービス展開中
menu2026年9月30日終了
Wolt2026年3月終了
foodpanda2022年1月末終了
DiDi Food2022年5月終了
楽天ぐるなびデリバリー2022年7月終了

つまり、市場は「縮小」ではなく「淘汰と集約」の段階にあります。利用者にとっては、今後も続きそうな大手を選ぶことが、ひとつの安心材料になります。

3. 乗り換え先3サービスを徹底比較

比較表

項目Uber Eats出前館Rocket Now
運営Uber Technologies出前館CP One Japan(韓国Coupang系)
規模の目安全国で約12万の加盟店、約10万人の配達パートナー全国展開2025年に日本でサービス開始。アプリのダウンロード数が急伸
料金の特徴商品小計の10%(上限350円)のサービス利用料+店舗ごとの配達手数料2025年3月から送料変動制。加盟店配達で0〜500円の範囲「店頭と同じ価格・送料0円」を打ち出す
少額注文780円未満は150円の少額注文手数料出前館が配達する店舗で代引きを選ぶと110円条件・対象エリアを要確認
取扱商品飲食店に加え、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなども飲食店中心飲食店中心(対応エリアは限定的)

※料金は2026年10月時点で確認できた報道・解説記事に基づく目安です。時間帯、エリア、キャンペーンによって変わるため、注文前に必ずアプリ上の表示をご確認ください。

それぞれの特徴

Uber Eats:選択肢の多さと安定感 日本上陸から10年の節目を迎え、日本事業は2023〜2025年の3年連続黒字と公表しています。加盟店数が多いため、チェーン店から個人店まで、メニューの幅広さが魅力です。食事だけでなく日用品の配達にも広げており、「デリバリー1本で生活を回したい」方に向いています。

出前館:送料の波を読めば使いやすい 送料が距離や需給で変わる仕組みで、ピーク時間は高くなりやすい点に注意が必要です。2025年9月からは店頭と同じ商品価格のトライアルも始まっていますが、送料などの追加費用がかかる点は変わりません。ただし、ランチなど混雑しにくい時間帯を狙えば、お得に使える可能性があります。

Rocket Now:価格の安さで急成長 「送料・サービス料なし」を前面に出して、短期間でダウンロード数を伸ばしました。広告やプロモーションへの先行投資を含む戦略と見られており、今後の条件変更の可能性は頭に入れておきたいところです。対応エリアが限られるため、まずはお住まいの地域で使えるかを確認しましょう。

4. こんな人にはこのサービス:タイプ別おすすめ

あなたのタイプおすすめ理由
食べたい料理を確実に見つけたいUber Eats加盟店が多く、ジャンルの選択肢が広い
食事も日用品もまとめて頼みたいUber Eatsスーパー・コンビニ・ドラッグストアにも対応
空いている時間に安く頼みたい出前館送料変動制のため、時間帯を選ぶと有利になりやすい
とにかく総額を抑えたいRocket Now送料・サービス料なしを打ち出している(対応エリア確認が前提)
初めてで不安Uber Eats+もう1つ大手で情報が多く、初回クーポンも比較しやすい

5. 乗り換え前に確認したい5つのチェックリスト

menuは終了済みのため、確認できる範囲は限られますが、次の点は押さえておきましょう。

  1. ポイント・クーポン・前払い残高の扱いを確認する。 Pontaパスの特典やクーポンは9月30日で終了と案内されていました。払い戻しや問い合わせ先などの手続きは、KDDIおよびmenuの公式案内で最新情報をご確認ください。
  2. menu passなどの有料プランが残っていないか見直す。 9月1日以降は自動更新が停止されていますが、念のため契約状況を確認しましょう。
  3. ローソンの配達を使っていた方は、ローソンアプリのお知らせを確認する。 「ローソンデリバリー powered by menu」の今後は、公式発表で確認してください。
  4. 乗り換え先は2つ入れる。 同じ料理でも、アプリによって総額が変わることがあります。
  5. 初回クーポンの条件を読む。 最低注文金額や利用期限、対象外商品(たばこなど)の有無を確認しましょう。

6. デリバリーで「メニュー」選びに失敗しないコツ

アプリを乗り換えても、「届いたら残念だった」という失敗は避けたいものです。メニュー選びのコツをまとめます。

  • 揚げ物は「蒸れにくい」ものを選ぶ。 唐揚げ、ポテトなどは容器内の蒸気でしんなりしやすいため、口コミで「届いた後も美味しい」とされている店を選ぶと安心です。
  • 麺類は「麺とスープが別容器」の店が無難。 伸びにくく、本来の食感に近づきます。
  • 人数が多いなら、セット商品や大皿メニューが割安になりやすい。 配達料や手数料は、注文ごとにかかるため、まとめて頼む方が1人あたりの負担が減ります。
  • 店頭価格との差を見る。 同じ商品でも、アプリ上の価格が店頭より高い設定の場合があります。
  • 最低注文金額に注意。 足りない場合に、あと一品を足すと配送条件を満たせることがあります。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. menuはいつ終了しましたか? A. 2026年9月30日に終了しました。通常注文は同日20時受付分まで、予約注文は9月23日20時受付分までと案内されていました。

Q2. menuの代わりになるアプリはどれですか? A. 現在の国内市場では、Uber Eats、出前館、Rocket Nowが主要な選択肢です。

Q3. menuが終了した理由は? A. KDDIは、競争環境の変化と今後の事業見通しを総合的に判断し、経営資源の最適配分の観点から終了を決めたと説明しています。

Q4. Pontaパスの配達料無料はどうなりますか? A. menuでの特典は2026年9月30日で終了しました。Pontaパスそのもののほかの特典は別サービスのため、公式サイトでご確認ください。

Q5. 一番安く頼めるアプリはどれですか? A. 条件次第で変わります。送料・サービス料なしを打ち出すRocket Nowが有力ですが、対応エリアや条件が限られます。複数のアプリで同じ注文の総額を見比べるのが確実です。

Q6. 今後、また撤退するサービスは出ますか? A. 将来のことは断言できません。ただ、直近の数年で撤退や再編が続いているため、ポイントや前払い残高を1つのアプリに貯め込みすぎない使い方が安心です。

8. 編集部の考察:menu終了が教えてくれること

最後に、この出来事をライターとしてどう受け止めたか、お話しさせてください。

menuは、「Pontaパスの配達料無料」「口コミ機能」「ローソンとの連携」など、利用者目線で工夫の多いサービスでした。それでも終了に至った事実は、フードデリバリーが規模がものを言う事業であることを改めて示していると感じます。注文と配達員が多い地域ほどマッチングが効率化し、料金や配達時間でも有利になる。報道でUber Eatsの規模の強みが指摘されているのも、その構造ゆえでしょう。

一方で、利用者にとって大切なのは「どのアプリが生き残るか」を予想することより、自分の使い方に合う選び方を持つことだと思います。私が現実的だと考えるのは、次の3点です。

  1. メインとサブの2アプリ体制にする。 価格や配達時間の比較ができ、1社が撤退しても困りません。
  2. 「無料」の文字より総額を見る。 送料0円でも、商品価格や手数料の設計でトータルは変わります。
  3. お得な前払い・サブスクは、使い切れる範囲に。 今回のようにサービスが突然終わる場合に備え、ポイントや前払いは少額に分けると安心です。

また、「menu」というキーワードで検索された方の中には、アプリ名ではなく、純粋に「今日のごはんのメニュー」を探している方もいらっしゃると思います。アプリが変わっても、お店の味そのものは変わりません。お気に入りの店が別のアプリでも見つかれば、乗り換えのストレスは意外と小さいものです。ぜひこの機会に、新しい一品との出会いも楽しんでみてください。

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