【2026年版】お寿司のフードデリバリー徹底比較|銀のさら・はま寿司・出前館・Uber Eatsで頼むなら?
お寿司デリバリー市場は約7,500億円規模に成長し、宅配寿司専門チェーンと回転寿司大手がシェアを競い合う激戦区となっています。2025年、銀のさらが宅配寿司シェア51.4%で圧倒的首位を維持する一方、スシローやくら寿司は独自の自社デリバリーを展開し、「店頭価格でのデリバリー」という新たな価値を提供し始めています。
目次
銀のさらが宅配寿司市場を制覇している理由
ライドオンエクスプレスホールディングスが運営する銀のさらは、全国約387店舗を展開し、47都道府県をカバーする日本最大の宅配寿司チェーンです。1992年に岐阜市で創業し、2000年に「銀のさら」ブランドを確立。年間売上高239億円(2024年3月期)を誇り、東証プライム上場企業として安定した経営基盤を持っています。
銀のさらの最大の強みは「注文を受けてから一貫一貫手作り」する鮮度へのこだわりです。全店舗に特殊解凍機械を設置し、冷凍食品を生のように解凍。中トロは本マグロ100%使用という品質基準を維持しています。さらに、北海道・東日本・東海・関西・西日本の5エリアごとにシャリの味や醤油を調整する「地域別カスタマイズ」も特徴で、東日本は酢がきいた味、西日本は甘めの寿司酢というように地域の嗜好に合わせています。
価格帯は1人前桶メニューで約1,200円〜3,000円、パーティー向けの5人前桶は最大約21,000円まで。最低注文金額は**1,500円(税込)**から配達可能で、配達料は無料です。配達時間は注文から約30分〜1時間、1週間先までの事前予約や時間指定にも対応しています。
注目すべきは「ネタ替え機能」で、桶メニューのネタを自由にカスタマイズでき、約4割のユーザーがこの機能を利用しています。支払い方法はクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB等)、QRコード決済(PayPay、d払い、au PAY)、Amazon Pay、代金引換に対応。毎月10日は「銀のさらの日」でデリポイント10倍、LINE公式アカウント連携で5%OFFクーポンなど、会員特典も充実しています。
回転寿司チェーンのデリバリー戦略が大きく異なる
回転寿司大手3社(はま寿司・くら寿司・スシロー)のデリバリー対応状況は、各社の戦略によって大きく異なります。
スシローの宅配は最も先進的で、Uber Eats提携の自社デリバリー「スシローの宅配 Delivered with Uber Eats」を展開。最大の特徴は商品価格が店頭と同額であること。外部デリバリーサービス経由では店頭価格より20〜40%高くなる中、自社デリバリーなら店頭価格で注文でき、さらに単品注文も可能です。配達料は660円(税込)〜、最低注文金額なしで単品から注文できます。対応エリアは全国46都道府県ですが、自社デリバリーは大阪・兵庫・山口・高知・愛媛・福岡・鹿児島の約13店舗など限定的です。
くら寿司は「どこでもくら寿司」というWolt Driveと提携した自社デリバリーを展開。2,500円以上の注文で配達料無料という点が強みで、全国150店舗以上で対応しています。「無添加」へのこだわり(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料不使用)を売りにしており、家族連れに人気の「ビッくらポン!」がデリバリーでも楽しめる特典があります。Woltでは仙台エリア限定で「デリバリーなのに店頭価格」キャンペーンを実施中です。
はま寿司は自社デリバリーを持たず、Uber Eatsと出前館のみで対応しています。デリバリー価格は店頭価格より約40%割高(例:厳選12種セット 店頭1,130円→デリバリー1,630円)ですが、平日一皿110円という店頭価格の安さがベースになっているため、それでも競争力のある価格帯を維持しています。
| チェーン | 自社デリバリー | 店頭同価格 | 配達料 | 対応プラットフォーム |
|---|---|---|---|---|
| スシロー | ○(限定) | ○(自社のみ) | 660円〜 | 5社以上 |
| くら寿司 | ○(150店舗以上) | △(一部) | 2,500円以上無料 | 5社 |
| はま寿司 | × | × | 310〜420円 | 2社 |
デリバリープラットフォームごとの寿司対応状況に明確な差
4大デリバリープラットフォームの寿司チェーン対応状況には明確な違いがあります。
出前館が寿司デリバリーで最も充実しています。銀のさら・はま寿司・スシロー・くら寿司の全4大チェーンに対応し、特に銀のさらとの連携が強力で、配達料無料で注文可能。サービス手数料が無料という点も大きな強みです。2025年3月からダイナミックプライシング(配達料変動制)を導入し、注文金額・距離・需給に応じて0〜500円で変動するようになりました。配達料0円〜、サービス料なし、少額手数料廃止という料金体系は、お寿司デリバリーに最適なプラットフォームと言えます。
Uber Eatsはスシローのみ対応で、銀のさら・はま寿司・くら寿司は非対応です。配送手数料は50〜550円(距離・需給で変動)、サービス手数料は商品代金の約14%(上限450円)、780円未満の注文で150円の少額手数料がかかります。Uber One(月額980円)会員は1,200円以上の注文で配達料無料、サービス料5%オフになります。
Woltはスシローとくら寿司に対応。配送手数料は50〜450円と比較的安価で、サービス手数料は商品代金の12%(上限360円)。「デリバリーなのに店頭価格」という2024年10月開始の施策で、くら寿司(仙台エリア)が店頭価格で注文可能になっています。配達品質が高く、寿司が崩れにくいという評価があります。Wolt+(月額498円)会員は1,090円以上で配達料無料(4km以内)。
menuはスシローのみ一部店舗で対応し、銀のさら・はま寿司・くら寿司は非対応です。配送手数料は300〜550円、サービス手数料は基本なし(「至高の銘店」のみ10%)。高級寿司店の予約制デリバリー「至高の銘店」カテゴリが特徴で、回転寿司チェーンよりも個人経営の高級店向けのプラットフォームです。
| プラットフォーム | 銀のさら | はま寿司 | くら寿司 | スシロー | サービス料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 出前館 | ○ | ○ | ○ | ○ | なし |
| Uber Eats | × | × | × | ○ | 14% |
| Wolt | × | × | ○ | ○ | 12% |
| menu | × | × | × | △ | なし |
その他の宅配寿司チェーンも選択肢に入る
主要チェーン以外にも、注目すべき宅配寿司サービスがあります。
すし上等!は銀のさらの妹ブランドで、同じライドオンエクスプレスグループが運営。1人前800円〜という低価格が最大の魅力で、銀のさらより手頃に本格寿司を楽しめます。全国約100店舗を展開し、コスパ重視のユーザーに支持されています。デリポイントは銀のさら・釜寅と共通で使用可能。
つきじ海賓は東京・神奈川・埼玉・静岡の1都3県で展開する宅配寿司チェーン。「ネタが美味しい」「レパートリー豊富」という口コミが多く、うなぎメニューも充実しています。
かっぱ寿司はUber Eats・出前館・Wolt・menuの4プラットフォームに対応していますが、デリバリー価格は店頭より約4割高い設定(例:お手軽12種セット 店頭810円→デリバリー1,190円)。
小僧寿しは2024年7月に持株会社制に移行し、KOZOホールディングス傘下で公式サイト+Uber Direct配達を展開。店頭価格と同額+配達料690円〜で注文可能です。
地域限定では札幌海鮮丸(北海道)、玄海ざんまい(北九州・山口・愛媛県、ランチ850円〜)なども人気があります。
ユーザー評価で見る各サービスの実力
macaroni読者投票(310票)による宅配寿司人気ランキングでは、銀のさらが76票で圧倒的1位。2位スシロー(30票)、3位くら寿司(24票)、4位はま寿司(21票)、5位かっぱ寿司(17票)と続きます。
銀のさらの高評価ポイントは「ネタが分厚くボリュームがある」「回転寿司より美味しい」「配達時間が正確」「ネタ替えでカスタマイズできる柔軟性」「シャリがパサパサしない」「桶の見た目が豪華で特別感がある」という点です。一方、「価格が高め」「店舗によって品質・サービスにばらつき」「繁忙期の配達遅延」という改善要望もあります。
スシローは「ネタの質が良い」「サーモン・まぐろ系に定評」、くら寿司は「無添加で安心」「子ども向けサービス充実」、はま寿司は「コスパ最強」「醤油の種類豊富」という評価傾向があります。
共通の課題として「シャリが冷えて固くなる」「配達時間の不安定さ」「繁忙期の人手不足」が挙げられます。品質維持のため、銀のさらは「注文後に握る」、各プラットフォームは保冷機能付き専用ボックスを使用するなどの工夫をしています。
用途別おすすめサービスの選び方
家族向け(ファミリー)には、くら寿司(無添加、ビッくらポン!で子どもも楽しめる)、銀のさら(大人数向け桶メニューが充実、豪華な見た目)、はま寿司(価格が手頃でボリューム満点)がおすすめです。
一人向けには、すし上等!(1人前800円〜とリーズナブル)、銀のさらランチ(平日限定でお手頃メニューあり、10:00から受付開始)、はま寿司(単品注文しやすい価格設定)が適しています。
パーティー・イベント向けには、銀のさら(本マグロ大トロ入りの「華」「極」など豪華桶メニュー、5人前60貫まで対応)、つきじ海賓(イベント向けメニュー充実)、柿家すし(ケータリング、屋台出店サービスあり)がおすすめです。
コスパ重視なら、すし上等!(1人前800円〜、ウルトラ特上1,300円+税で10種ネタ)、はま寿司(平日一皿110円がベース)、店頭テイクアウト(デリバリーより約4割安い)を検討してください。
品質・高級志向には、銀のさら極上メニュー(本マグロ中トロ・大トロ使用)、menuの「至高の銘店」(予約制高級寿司店)が最適です。
比較データまとめ
価格比較(1人前10貫セット相当)
| サービス | 基本価格帯 | 配達料 | サービス料 |
|---|---|---|---|
| 銀のさら | 1,200〜3,000円 | 無料 | なし |
| すし上等! | 800〜1,300円 | 無料 | なし |
| スシロー(自社) | 720円〜 | 660円〜 | なし |
| スシロー(外部) | 1,050円〜 | 50〜550円 | 10〜14% |
| くら寿司(自社) | 770円〜 | 2,500円以上無料 | なし |
| はま寿司 | 1,180円〜 | 310〜420円 | Uber Eatsのみ10% |
2025年最新トレンド
- 出前館:2025年3月よりダイナミックプライシング導入、「お店価格」トライアルを5都市で開始
- Wolt:「デリバリーなのに店頭価格」施策を拡大、くら寿司が参加
- Uber Eats:2025年12月に楽天と戦略的パートナーシップ締結、楽天ポイント連携開始
- スシロー:自社デリバリー「スシローの宅配」で店頭価格提供を拡大中
- 銀のさら:デリポイント還元キャンペーンを定期開催、LINE連携強化
