飲食店がデリバリーに加盟するメリット


年々、フードデリバリーを利用されている方が増え、市場規模が拡大しています。

特に、新型コロナウイルスの影響で多くのお店に打撃を与えています。
危機的な状況を乗り越えようと、デリバリーサービスを新しく始めた飲食店も非常に多いです。

外出することで感染リスクが高まった現在では、実際に消費者のデリバリーへのニーズは高まっています。

昨年5月時点で、フードデリバリーを利用している国内のアクティブユーザー数は約370万人が利用されています。
これは前年同月と比べて28%増であり、フードデリバリーの需要が急激に伸びています。

また、フードデリバリーを知っていても、初めての事に誤解されている事も多く、導入されていないお店もあります。

そこで今回はフードデリバリーのメリットをご紹介したいと思います。

 

目次

1.フードデリバリーサービスとは

フードデリバリーサービスとは、商品の配達業務のみを請け負う業者を指します。
顧客はアプリ、インターネット、電話、専用サイト等から商品を注文します。注文を受けると、フードデリバリーサービスの配達員が対象のお店に来店し、注文商品を受け取ります。その配達員がお客様の元へ注文を受けた商品を届けるという仕組みになっています。2016年に日本で「Uber Eats(ウーバーイーツ)」がアメリカから上陸しました。「Uber Eats」の登場により、従来の「出前」のイメージを大きく変え、これまで人手不足で宅配・デリバリーができなかった飲食店でも、フードデリバリーサービスを利用する事で「出前」が可能となりました。
また、設備投資のリスクを最小限に抑えられる為、スピーディーにフードデリバリービジネスへの参入ができるようになりました。

 

2.飲食店がフードデリバリーを導入するメリット

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知名度を上げやすい

フードデリバリーの導入により、フードデリバリーの専用サイトに店舗名が掲載されます。掲載された事により、沢山の方に見て頂く事で自店を知って頂くチャンスを掴むきっかけになります。

また、立地条件の悪い飲食店の場合、自店の良さをアピール出来る機会になります。

席数や混雑状況を考慮する事なく、売り上げを伸ばせる
せっかく食べたい、調べて気になっていたお店に着いたにも関わらず、お店が混んでいても中に入れずお断りされた経験のある方もいるのではないでしょうか。

デリバリーでは、席の数や混雑状況を見て待つ必要も、待ち時間が長く、お店に入れないと諦める必要もありません。

飲食店側は、注文を受けたら配達時間に合わせて調理し、配達員に商品を手渡すだけです。
どんな状況でもお店の売り上げを伸ばせられます。

現在、コロナウイルス感染症拡大によりお店の営業の制限が掛けられているお店もあるかと思います。困難な状況下を逆手に取って、積極的にデリバリーを導入する事で、売り上げ拡大に繋げて頂けたらと思います。

商圏が大幅に拡大し、新規の集客に繋げられる

店内飲食のみの営業を行っている場合、地元地域の住民が中心になっている店舗が多いかと思います。デリバリーを利用する事で、これまで利用した事が無かった顧客を獲得出来る可能性があります。

フードデリバリーのサイトでは、顧客の住所から配達可能圏内にある店舗を表示されますが、更に広い範囲での飲食店を探すことができる為、店内飲食のみの営業をするよりも商圏を広げられます。

初期投資を抑えて、利用出来る

デリバリーサイトの多くは初期費用が1万円~5万円以内となっています。お店によって異なりますが、中には初期費用無料で始められる場合もあります。

自店で出前サービスを行うと、電話注文の対応や注文管理に時間を取られますが、フードデリバリーサービスでは、注文を受ける作業から決済までを委託が可能です。

飲食店にかかる初期費用は、使い捨て容器の代金とサイトへの掲載料金のみで、サイトへの掲載を無料でできるサービスもあるため、フードデリバリーサービスでは、面倒な手間やコストを抑えられます。

金銭的なリスクがほとんどない為、「テイクアウトオーダーの仕組み」「決済」「配達スタッフ」を用意しなくてもデリバリーを始められます。

接客を行なわずに済む

従来の店舗では、お客様が店舗に来所されてからお店を帰られるまで接客が必ず必要でした。フードデリバリーサービスでは、実店舗で接客をする必要がありません。

お店によっても異なりますが、配達員が料理を配送してくれるフードデリバリーサービスを利用する事で、自店のスタッフが顧客と接する必要がなくなります。

フードデリバリーサービスの殆どはネット上で決済が完結できる事が多く、お金の受け取る時のミスやトラブルが起きるリスクがありません。

 

3.まとめ

今回は飲食店におけるフードデリバリーを導入するメリットについてご紹介しました。
今後、時代の変化と共に、フードデリバリーの需要性が更に高まるのではないでしょうか。
お店の特徴を知った上で、今後フードデリバリーサービスをご利用頂けたらと思います。

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