土用の丑の日と言えば?デリバリー出来る「うな重」「ウナギ料理」を徹底調査!専門店ならではの一品料理もご紹介
7月30日は「土用の丑の日(どようのうしのひ)」となっております。
「土用の丑の日」と聞くと多くの方が「ウナギを食べる日」として認識されておられる方が多いかと思いますが、「ウナギ」だけでなく「う」のつく食べ物を食べてスタミナをつけ、夏バテや食欲不振などの予防を行うといった昔ながらの風習となっております。
他の「う」のつく食べ物としては、主に疲労回復の効果があるクエン酸を含み、食欲増進に繋がる「梅干し」や消化吸収がよく喉を通りやすい「うどん」、あとは栄養価が高く夏が旬の野菜、キュウリ・カボチャ・冬瓜などの「ウリ類」が良いとされています。
他には、同じく夏が旬で栄養価が高く肝機能も高める効果もあるといわれている「しじみ」は、「土用しじみ」として「土用の丑の日」の行事食とされています。
挙げさせて頂いた「う」のつく食べ物の「うなぎ」と「梅干し」について「食べ合わせが悪い」「一緒に食べると良くない」といった事を聞いたことがある方は多いかと思います。
ですが、近年では医学的な観点からウナギの持つ「ビタミンB」と梅干しの持つ「クエン酸」の相性はとても良いといわれています。
ちなみに、所説あるようですが「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べる習慣が根付いた理由は、江戸時代中頃にエレキテルや燃えない布を発明したとされる学者「平賀源内」が、うなぎ屋から夏に売り上げが伸びないと相談を受け、店先に「「本日土用丑の日」と看板をかかげる事を提案しお店が繁盛したという説が有名です。
ここで、「うなぎ」は夏食べるのになぜ、売り上げが伸びなかったのかと思われる方も居られると思いますが、実は「うなぎ」の旬は、秋の終わりごろから冬にかけてとされており、他の魚同様に冬の「うなぎ」も脂がのっていて美味しいのだとか。
とはいえ、疲労回復に効果があるとされているビタミンB1が魚介類の中でも非常に豊富に含まれており、夏バテや食欲不振になりやすい夏にはぴったりの食材である事には変わりません。
また、「うなぎ」は疲労回復以外にも髪や爪、お肌など美容に効果があるとされている「ビタミンB2」や骨や歯を強くする「ビタミンD」も多く含まれており、栄養満点です。
ちなみに、脂質を多く含むとされるうなぎですが、サバやイワシに含まれているDHAや血管を丈夫にして血液をサラサラにする成分であるEPAといったものも含まれており血液の健康の為にも効果があるのだとか。
そこで、当記事では「土用の丑の日」にちなんで、近年需要が高まっているフードデリバリーサービスで注文できるおすすめの「うな重」「ウナギ料理」をご紹介していきたいと思います。
目次
デリバリーできるおすすめの「うな重」「ウナギ料理」をご紹介
※デリバリーサービス各社および地域や店舗によって注文できるメニューに違いがある場合があります。また、フードデリバリーの際は、当記事に掲載している写真と器などが異なる場合があります。ご注文の際は、公式サイトや専用アプリをご確認のうえご利用ください。
宇奈とと
「宇奈とと」は、全国的にもめずらしい「うなぎ」料理を専門としたチェーン店です。比較的安価に「うなぎ」が食べられると人気のお店ですが、味へのこだわりは一流で、たれに関しては、うなぎに合うよう厳選した本醸造醤油が使用された「宇奈とと特製のたれ」お米に関しては全国の米処の中から鰻丼に最も合った国産米が厳選して使用されているとのこと。うなぎの焼きに関しては備長炭の炭火で焼き上げる事で、ふっくらと香り豊かに仕上げられています。店舗に関しては、比較的都会中心に展開されていますので、是非お近くにお住まいの方はご注文してみてはいかがでしょうか。
対応しているフードデリバリーサービスは、出前館・Uber Eats・Woltなどで利用可能とのことです。
うな重特上セット
名代宇奈ととの「うな重」は、特上と上の2つのセットがあります。
特上セットは、たっぷり鰻を堪能したい方に是非おすすめのセットで、同店のうな丼の3倍量を使用したボリューム満点のうな重となっております。
ちなみにセットの汁物は、オプションで「肝吸い」に変更することも可能です。
ひつまぶし
同店の「ひつまぶし」は女性に人気とのことで、1杯目はそのまま、2杯目は薬味とあわせて、3杯目は特製出汁をかけて食べるのがおすすめです。
うな丼ダブルセット
同店の看板メニューとなっている「うな丼ダブルセット」は、備長炭で香ばしくふっくらと焼き上げた鰻の蒲焼を2枚使った「うな丼」で、 赤だし・柴漬けが付いてきます。
うまき
うなぎ料理店ならではのメニュー自家製の「うまき」は、特製お出汁の入った卵でアツアツの鰻を巻いた一品。
出汁の風味とうなぎの旨味が一度に味わえる同店の人気メニューです。
串焼き類
鰻の肝を串焼きにした「肝串」や鰻を串に巻き付け特製ダレで味付けされた「くりから」など、うなぎ料理専門店ならではのメニューも充実していますので気になる方は是非チェックしてみてください。
「宇奈とと」の丑の日予約開始
「宇奈とと」では、丑の日の予約が開始されています。
詳しくは、下記公式サイトをご確認ください。
四万十産うなぎ 特上(1本重)
柿家すしの「うな重」は、高知県四万十産のうなぎが使用されており、上と特上の2種類が用意されています。
四万十産のうなぎは、「四万十川の青海苔」「納豆菌を混ぜたおから」「万田酵素」を与え育てられたうなぎで、ウナギの稚魚であるシラスウナギは、四万十川に遡上してくるもののみ使用されているとのこと。
身が柔らかく、かつほど良く脂がのっている四万十産のうなぎを、丁寧に焼き上げ、うなぎの風味を存分に味わえる逸品です。
ちなみに、蒲焼のタレは化学調味料、合成着色料、酸化防止剤不使用とのことで、安心と安全にも配慮されています。
また、合わせて汁物が欲しい方は、オプションとして味噌汁(あさり)または とん汁が選べますので、是非ご一緒にどうぞ。
うな重(特上)
銀のさらの「うな重」は、肉厚でふっくらしたうなぎが使用されており、こちらも上と特上の2種類となっております。
ちなみに「うな重」にかける調味料風味と言えば「山椒」が定番ですが「銀のさら」では香り・辛さ・痺れの三拍子が揃った飛騨山椒が小袋で付いてくるとのこと。
また、同店では握りずしを注文する事も可能ですので、うなぎの握りずしを食べたいといった場合も単品で注文する事が可能です。
国産うな重 お吸い物付き
国産うなぎにこだわった「うな重」は、肉厚で「この味がファミリーレストランで」という声が聞かれるほどの、専門店にも引けをとらない一品です。
デリバリーでは、「うな重」と合わせて食べたい「お吸い物」も付いてきます。
まとめ
さて、今回は「土用の丑の日」をテーマとして主にチェーン店の「うな重」を中心ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
特に、今回ご紹介させて頂いた店舗の中では、やはり うなぎ料理専門店である「宇奈とと」のメニューの充実度専門店ならではといったところ。
もちろん、冒頭で記載させて頂いたように「土用の丑の日」の料理としてはウナギの他、「う」の付く食べ物「うどん」や「ウリ類」が良しとされていますが、せっかくの「土用の丑の日」であるからこそ「ウナギ」にこだわりたい方も多く居られるのではないでしょうか。
また、「土用の丑の日」だけでなく自宅でゆっくりと「うなぎ」を楽しみたい時には、当記事を参考にして頂けると嬉しいです。